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自然生態系を活用した水質浄化システム

 農村地域は食料を生産する場であると同時に、水資源の涵養、生態系の保全といった国土・環境を保全する役割を有し、また自然環境を通じて人に憩いと安らぎを与える空間になっています。

 農村地域には用水路、ため池など自然植生が豊富な環境にあり、これらのもつ浄化機能を積極的に農業集落排水施設の機能に活用することで、経済的に水環境を回復できると同時に、地域の親水・景観の保全を図ることが可能になります。

 これらのことから我々は、農業集落排水施設の高度処理化に植生を配した水路・ため池等の自然水質浄化機能を活用した事業を提案します。

水質自然浄化施設概要

 水質自然浄化機能を活用した水質浄化システムは、植生を配した水路、ため池などから構成され、自然生態系の浄化作用を活用した水質浄化方法です。これは水生植物による浄化効果・同化効果と、植生の茎や葉に付着した生物膜等による吸着、硝化・脱窒等の浄化作用があげられます。

 この水質自然浄化方法は単なる3次処理としての効果だけでなく、自然環境の修復、親水公園としての役割を演出することができ、植生の種類によって、水耕栽培などによる地域活性化などの効果も期待できます。

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